2026年版・2-8

出張手配と経費精算の実務の一問一答

秘書検定2級「職務知識」から、出張手配と経費精算の実務に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-8

上司から出張の手配を指示されたとき、秘書が最初に確認すべきこととして、最も適切なものはどれか。

  • 出張の目的、訪問先、日時、手配に必要な基本情報を上司に確認する
  • 最も安い交通手段を独自に選び、上司の予定に合わせて予約してしまう
  • 過去の出張実績を参考にしながら、宿泊先だけを先に予約してしまう
  • 関係部署への出張連絡を、日程が確定する前にあらかじめ済ませておく
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正解 出張の目的、訪問先、日時、手配に必要な基本情報を上司に確認する
解説

出張手配は情報が不十分なまま進めると手配ミスにつながります。まず目的・訪問先・日程・同行者の有無などの基本情報を確認し、そのうえで交通機関や宿泊先の手配に着手するのが正しい手順です。

他の選択肢が不適切な理由

基本情報の確認を飛ばして交通手段や宿泊先を先に決めたり、日程確定前に関係部署へ連絡したりする対応は、後の変更や手戻りの原因になります。
問22-8

上司の出張日程表(旅程表)を作成する際に、必ず盛り込むべき内容として、最も適切な組み合わせはどれか。

  • 訪問先・移動手段や時刻・宿泊先の連絡先・同行者など必要な事項一式
  • 上司の個人的な好みに関する情報と、休憩時間の過ごし方の提案の一式
  • 出張にかかる総費用の見積もりのみを、大まかにまとめたもの一式
  • 過去に同じ出張先を訪れた際の上司の感想や反省点の記録の一式
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正解 訪問先・移動手段や時刻・宿泊先の連絡先・同行者など必要な事項一式
解説

旅程表は、上司や関係者が出張中の行動を把握し、緊急時にも連絡がとれるようにするための資料です。訪問先、移動手段と時刻、宿泊先の連絡先、同行者などを漏れなく記載します。

他の選択肢が不適切な理由

個人的な好みの記録や費用見積もりのみ、過去の感想の記録は、旅程表として必要な実務情報を満たしていません。
問32-8

出張の交通機関と宿泊施設を手配する際の考え方として、最も適切なものはどれか。

  • 出張の目的や訪問先の日程から逆算し、無理のない移動計画を立てて手配する
  • 会社の規定にかかわらず、上司が過去に利用した手段を毎回優先して手配する
  • 予約の手間を減らすため、最も安価な手段だけを基準に選んで手配する
  • 移動時間に余裕を持たせすぎないよう、乗り継ぎは最短時間で組んで手配する
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正解 出張の目的や訪問先の日程から逆算し、無理のない移動計画を立てて手配する
解説

出張手配は、訪問先での用件や時間から逆算して、上司の負担が少なく余裕のある移動計画を組むことが基本です。会社の出張規定(旅費規程)の範囲内で、目的に合った手段を選びます。

他の選択肢が不適切な理由

規定を無視した手配、価格のみを基準にした手配、乗り継ぎの余裕を削った手配は、いずれも出張中のトラブルリスクを高めます。
問42-8

上司の出張中、秘書が社内で行っておくべき対応として、最も適切なものはどれか。

  • 上司宛ての連絡や書類を整理し、緊急度の高いものは出張先に確認をとる
  • 上司が戻るまでの間、上司宛ての用件はすべて対応を保留にしておくこと
  • 上司の代わりに、権限が必要な決裁や契約の判断を秘書が代行してしまう
  • 急ぎの連絡であっても、出張中の上司には一切連絡を入れないでおくこと
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正解 上司宛ての連絡や書類を整理し、緊急度の高いものは出張先に確認をとる
解説

出張中も業務は動いているため、秘書は上司宛ての連絡や書類を整理し、緊急性の高いものは電話やメールで指示を仰ぎます。上司が戻ってすぐに業務を再開できるよう備えておくことが役割です。

他の選択肢が不適切な理由

すべて保留にする対応や、権限のない決裁を代行する対応、緊急連絡すら入れない対応は、いずれも秘書の役割を超えるか、業務に支障をきたします。
問52-8

上司が出張から戻った後、秘書が行うべき事後処理として、最も適切なものはどれか。

  • 留守中の報告と、出張中に生じた領収書などの整理を速やかに行うこと
  • 上司が落ち着くまで、留守中の連絡事項は数日間伝えずに待っておく
  • 経費精算は経理部だけの仕事であるため、秘書は一切関与しないでおく
  • 出張の成果は上司から特に聞かれない限り、確認しないでおくようにする
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正解 留守中の報告と、出張中に生じた領収書などの整理を速やかに行うこと
解説

出張から戻った上司が速やかに業務を再開できるよう、留守中にあった連絡や案件を整理して報告し、あわせて出張旅費の精算に必要な領収書などの整理を進めることが秘書の役割です。

他の選択肢が不適切な理由

報告を先延ばしにする対応や、経費精算に一切関与しない姿勢、出張の状況を把握しないままにする姿勢は、いずれも秘書としての気配りに欠けます。
問62-8

出張旅費の精算業務で、秘書が領収書を整理する際に心がけるべきこととして、最も適切なものはどれか。

  • 日付・支払先・金額・用途がひと目でわかるよう、日付順に整理する
  • 金額の大きな領収書だけをまとめ、少額のものはまとめて処分してしまう
  • 領収書がない支出については、おおよその金額を申告しておけばよい
  • 精算の締め切りに余裕があるため、後回しにしても差し支えないと考える
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正解 日付・支払先・金額・用途がひと目でわかるよう、日付順に整理する
解説

旅費精算では、領収書を日付順に並べ、何の支出かが一目でわかるよう整理しておくことで、経理部門の確認作業がスムーズになり、精算までの時間も短縮できます。

他の選択肢が不適切な理由

少額領収書の処分や、領収書のない支出のおおよその申告、精算作業の先延ばしは、いずれも経費の正確な管理を損なう不適切な対応です。
問72-8

上司の出張中に、訪問先の相手から日程変更の申し入れがあった。秘書の対応として最も適切なものはどれか。

  • 申し入れの内容を整理し、上司に速やかに連絡して指示を仰ぐ
  • 上司が対応に困らないよう、秘書の判断で日程変更を承諾する
  • 上司の手を煩わせないよう、変更の申し入れを丁重に断っておく
  • 上司が出張から戻るまで、相手への返答を保留のままにしておく
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正解 申し入れの内容を整理し、上司に速やかに連絡して指示を仰ぐ
解説

日程変更は上司自身の判断が必要な事項です。秘書は変更内容を整理したうえで速やかに連絡し、指示を受けてから相手に返答します。判断を秘書だけで完結させないことが重要です。

他の選択肢が不適切な理由

秘書の判断で承諾や謝絶をする対応、返答を保留にしたまま放置する対応は、いずれも上司の意向を確認しないまま進める点で不適切です。
問82-8

海外出張の手配で、秘書が国内出張とあわせて特に確認しておくべきこととして、最も適切なものはどれか。

  • パスポートの有効期限やビザの要否など、渡航に必要な条件
  • 訪問先の国の観光名所と、上司の休日の過ごし方の提案
  • 現地の気候にかかわらず、荷物を必要最小限に絞る工夫
  • 為替レートの変動を予測し、有利なタイミングでの両替方法
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正解 パスポートの有効期限やビザの要否など、渡航に必要な条件
解説

海外出張では、パスポートの有効期限が渡航条件を満たしているか、訪問国の入国にビザが必要かなど、渡航そのものが可能かどうかに関わる条件を最優先で確認する必要があります。

他の選択肢が不適切な理由

観光名所の情報や荷物の量の工夫、為替の予測は、渡航条件の確認に比べて優先度が低く、最初に確認すべき事項とはいえません。
問92-8

上司の出張中に緊急の重要案件が発生した。秘書の対応として、最も適切なものはどれか。

  • 案件の内容と緊急度を整理したうえで、速やかに上司へ連絡し判断を仰ぐ
  • 上司の出張を邪魔しないよう、帰社後にまとめて報告することにしておく
  • 上司の権限の範囲であっても、緊急時は秘書の一存で処理してしまうこと
  • 他の役員に事情を話し、上司の代わりに最終判断をしてもらうことにする
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正解 案件の内容と緊急度を整理したうえで、速やかに上司へ連絡し判断を仰ぐ
解説

緊急かつ重要な案件は、出張中であっても速やかに連絡して判断を仰ぐべきです。秘書は状況を簡潔に整理して伝え、上司が短時間で判断できるよう補佐します。

他の選択肢が不適切な理由

帰社後まで報告を遅らせる対応、秘書が独断で処理する対応、上司に無断で他の役員に判断を委ねる対応は、いずれも越権あるいは対応の遅れにつながります。
問102-8

出張先で使用する資料や名刺、必要な備品を事前に準備する際、秘書が心がけるべきこととして、最も適切なものはどれか。

  • 訪問先や商談内容に合わせて必要な資料・名刺・備品を過不足なく揃える
  • 荷物を軽くすることを最優先に考え、資料は現地で調達してもらうことにする
  • 念のため、関係のない資料も含めてできる限り多く持たせておくようにする
  • 備品の準備は総務部の担当であるため、秘書は一切関与しないでおくこと
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正解 訪問先や商談内容に合わせて必要な資料・名刺・備品を過不足なく揃える
解説

出張の目的や訪問先を踏まえ、必要な資料や名刺、備品を過不足なく準備することが秘書の役割です。多すぎず少なすぎず、用件に応じた的確な準備が上司の負担軽減につながります。

他の選択肢が不適切な理由

資料の現地調達に頼る対応や、無関係な資料まで持たせる対応、備品準備に一切関与しない姿勢は、いずれも出張を円滑に進めるための配慮を欠いています。
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