2026年版・1-3

補佐役としての気配りの一問一答

秘書検定2級「必要とされる資質」から、補佐役としての気配りに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-3

上司が出張にお土産を買う時間がないと言っている。秘書の対応として最も気が利いているのはどれか。

  • 「お忙しいので仕方ありませんね」と上司の苦労に共感を示す
  • 空港や駅で短時間で買える名産品や、通販のリストを提案する
  • 上司のスケジュールを勝手に変更し、買い物に行く時間を捻出する
  • 出張先のお土産は諦め、会社の近くで適当な菓子折りを買っておく
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正解 空港や駅で短時間で買える名産品や、通販のリストを提案する
解説

単に共感するだけでなく、具体的な「解決策」を提示するのが気が利く秘書です。上司の「買いたいが時間がない」という悩みを、情報提供や手配のサポートによって解決へと導きます。

他の選択肢が不適切な理由

共感だけでは問題解決になりません。スケジュールの無断変更は越権行為であり、会社近くの品でごまかすのは出張土産の意味を成しません。
問21-3

来客が雨で濡れて到着した。お茶を出す前にすべき気配りとして最も適切なのはどれか。

  • 服が早く乾くように、応接室の暖房を最大まで強く設定する
  • 「お使いください」と清潔な乾いたタオルやハンカチを差し出す
  • 「大変な雨でしたね」と長めに世間話をして気を紛らわせる
  • 体を温めていただくため、通常よりかなり熱いお茶をすぐに出す
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正解 「お使いください」と清潔な乾いたタオルやハンカチを差し出す
解説

濡れたままでは不快であり、身だしなみも整いません。言葉だけでなく、物理的な解決策(タオル等)をスッと差し出すのが最善の配慮です。お茶を出すのは、お客様が身なりを整え、落ち着いてからにするのが順序です。

他の選択肢が不適切な理由

極端な温度調節や熱湯の提供は逆効果になることが多く、長話は早く拭きたい相手への配慮に欠けます。
問31-3

上司が風邪気味で咳をしている。会議中の配慮として最も適切な行動はどれか。

  • 上司の体調を考慮したうえで、独断で会議の時間を予定の半分に短縮する
  • 咳き込んだ時にすぐ使えるよう、上司の席に水やのど飴を用意しておく
  • 他の参加者へうつらないよう、上司にマスクの着用を強く求める
  • 自分への感染を防ぐため、上司から少し離れた場所の席に座る
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正解 咳き込んだ時にすぐ使えるよう、上司の席に水やのど飴を用意しておく
解説

会議を円滑に進めるためのサポートです。咳が出た時にすぐに喉を潤せるよう、さりげなく手元に水やのど飴を置いておくことで、上司は安心して発言でき、会議の進行も妨げられずに済みます。

他の選択肢が不適切な理由

独断での時間短縮は越権行為です。マスクの強要や距離を取る行為は、上司のメンツを潰す無礼な振る舞いです。
問41-3

連日の残業で疲れている部下たちに対して、上司の秘書としてできる配慮はどれか。

  • 「上司も頑張っているのだから」と、さらに発破をかけて励ます
  • 上司に代わって労いの言葉をかけ、ちょっとした差入れをする
  • 上司の評価を下げるようなグチに同調し、ストレスを発散させる
  • 部下の業務を全て自分が引き受け、代わりに残業して処理する
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正解 上司に代わって労いの言葉をかけ、ちょっとした差入れをする
解説

秘書は職場の潤滑油としての役割も担います。上司の心遣い(代理)として「お疲れ様です」と声をかけたり、軽食を差し入れたりすることで、チーム全体の士気を高め、上司への信頼感の醸成に貢献できます。

他の選択肢が不適切な理由

発破をかけるのは逆効果です。グチへの同調は上司の不利益になり、仕事を丸抱えするのは自分の業務領域を超えています。
問51-3

上司が講演会を行う際、演台に用意する水について正しい配慮はどれか。

  • 目を覚ましリフレッシュできるよう、氷をたっぷり入れた冷水にする
  • 結露を防ぎ喉に負担をかけないよう、常温の水にしコースターを敷く
  • 喉の通りを良くするため、刺激のある炭酸水やスポーツ飲料を用意する
  • リラックスして話せるよう、香りの良い温かいハーブティーを用意する
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正解 結露を防ぎ喉に負担をかけないよう、常温の水にしコースターを敷く
解説

冷たすぎる水や炭酸は喉の血管を収縮・刺激し、声が出にくくなることがあります。また、結露で原稿や演台が濡れるのを防ぐため、常温の水を用意し、必ずコースターやナプキンを敷くのが講演時のプロの気配りです。

他の選択肢が不適切な理由

氷水、炭酸水、お茶類は、いずれも講演中の水分補給としてはリスクがあり不適切です。
問61-3

上司が愛用している万年筆のインクが切れかかっている。秘書の対応として適切なのはどれか。

  • 完全に書けなくなってから、上司の指示を待ってインクを交換する
  • いざという時に困らないよう、気づいた時点で早めにインクを補充しておく
  • 手間を省くため、万年筆を片付け、新しい使い捨てボールペンを置いておく
  • 「インクが切れそうですよ」と口頭で伝え、上司自身に補充させる
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正解 いざという時に困らないよう、気づいた時点で早めにインクを補充しておく
解説

いざ署名や決裁をする時に「インクが出ない」という事態を防ぐのが秘書の役目です。日頃から用具の状態をチェックし、トラブルを未然に防ぐ(予防する)ことが、スムーズな業務遂行を支える気配りです。

他の選択肢が不適切な理由

指示待ちや口頭での指摘はサポート不足です。愛用品を勝手に別のものに変えるのは配慮に欠けます。
問71-3

夏場の来客におしぼりを出す際、最も喜ばれる配慮はどのようなものか。

  • 季節にはまったく関係なく、殺菌効果の高い熱々に温めたおしぼりを出す
  • 暑さを和らげていただくため、冷蔵庫で冷たく冷やしたおしぼりを出す
  • 手を濡らさないよう、あえて乾燥させておいた常温のおしぼりを出す
  • 高級感を演出するため、香水の強い匂いをつけたおしぼりを出す
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正解 暑さを和らげていただくため、冷蔵庫で冷たく冷やしたおしぼりを出す
解説

おもてなしの基本は、相手に快適さを提供することです。暑い中来訪されたお客様には、冷たいおしぼりで涼をとっていただくのが一番の配慮です。逆に冬場は温かいおしぼりを用意するなど、季節感を持った対応が求められます。

他の選択肢が不適切な理由

真夏に熱いおしぼりは不快です。乾いたものは役割を果たさず、強い香りは好みが分かれるためビジネスでは避けます。
問81-3

上司の机の上が書類で山積みになっている。秘書が手を出してよい範囲はどれか。

  • きれいにするため、全ての書類をカテゴリー別に勝手にファイリングする
  • 許可なく触らず、「整理をお手伝いしましょうか」と声をかけて指示を仰ぐ
  • 不要と思われる書類をピックアップし、シュレッダーにかけてから報告する
  • 整理する時間がないと判断し、机の上にあるものを全て一つの箱にまとめる
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正解 許可なく触らず、「整理をお手伝いしましょうか」と声をかけて指示を仰ぐ
解説

一見散らかっているようでも、上司なりに必要な書類を配置している(スタックしている)可能性があります。勝手に動かすと「あの書類がない」と業務に支障が出るため、まずは意向を確認し、指示に従って手伝うのが鉄則です。

他の選択肢が不適切な理由

勝手なファイリング、廃棄、箱詰めは、いずれも上司の情報の所在を混乱させる越権行為です。
問91-3

上司が老眼鏡を忘れて外出しようとしている。どう声をかけるのが適切か。

  • 「眼鏡を忘れていますよ!」とはっきりと大きな声で指摘する
  • 「眼鏡はお持ちにならなくてよろしいですか」と疑問形で確認する
  • 恥をかかせないよう無言で近づき、上司のポケットにそっと入れる
  • 本人が気づいて戻ってくるまで、あえて何も言わずに見送る
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正解 「眼鏡はお持ちにならなくてよろしいですか」と疑問形で確認する
解説

上司のうっかりミスを指摘する際は、相手に恥をかかせない配慮が必要です。「忘れています」と断定するのではなく、「〜よろしいですか?」と確認の形をとることで、上司自身が自然に気付けるよう誘導するのがスマートな対応です。

他の選択肢が不適切な理由

直接的な指摘は角が立ちます。無言で入れるのは不審であり、放置するのはサポート役としての職務放棄です。
問101-3

長期出張から戻る上司を迎える準備として、適切でないものはどれか。

  • 不在の間に溜まっていた郵便物を、重要度順に分かりやすく仕分ける
  • 机の上をきれいに拭き清め、気分転換になるよう花を一輪飾っておく
  • 溜まった業務の遅れを取り戻すため、全案件を一度にまとめて詳細に報告する
  • 不在中の社内の出来事や伝言を、時系列や重要度でまとめておいたメモを用意する
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正解 溜まった業務の遅れを取り戻すため、全案件を一度にまとめて詳細に報告する
解説

長旅で疲れて戻ってきた上司に対し、大量の案件を一気に報告するのは負担が大きすぎます。まずは重要かつ緊急の案件に絞って口頭報告し、それ以外は整理したメモを渡すなどして、徐々に通常業務のペースに戻れるよう調整するのが正しい配慮です。

他の選択肢が適切な理由

郵便物の整理、環境の整備、メモの準備は、いずれも上司の業務再開をスムーズにするための優れたサポートです。
秘書検定2級の問題を続けて解く(全500問) 必要とされる資質の一問一答

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