2026年版・1-7

上司への心理面での配慮の一問一答

秘書検定2級「必要とされる資質」から、上司への心理面での配慮に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-7

重要な商談を控え、上司がいつになく口数が少なく、机の周りを整理するなど落ち着かない様子である。秘書の対応として最も適切なものはどれか。

  • 気になるので「どうかされましたか」と何度も声をかける
  • 商談が心配だと決めつけ、励ましの言葉を繰り返しかける
  • 緊張しているのだろうと察し、普段どおり静かに業務を進める
  • 気にせず放っておき、聞かれるまでは何も気に留めないでおくこと
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正解 緊張しているのだろうと察し、普段どおり静かに業務を進める
解説

上司の様子がいつもと違うと感じても、深刻な用件でなければ詮索せず、いつもどおり淡々と業務を支えるのが秘書の心得です。過度に気遣いを示すことがかえって上司の負担になる場合もあります。

他の選択肢が不適切な理由

繰り返し声をかけたり励ましたりする行為は、かえって上司の集中を妨げます。全く気に留めないのも、機微を汲み取る姿勢に欠けます。
問21-7

上司に伝えにくい悪い知らせ(クレームや失注など)を報告しなければならない。秘書の対応として最も適切なものはどれか。

  • 本人が気づくまで、あえて何も報告せずにおく
  • 上司の機嫌の良いときまで、報告を先延ばしにする
  • 自分の責任を軽くするため、事実を曖昧にぼかして伝える
  • 取り繕うことなく、事実を簡潔かつ速やかに伝えること
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正解 取り繕うことなく、事実を簡潔かつ速やかに伝えること
解説

悪い知らせほど早く正確に伝える必要があります。上司の対応が遅れるほど問題が深刻化するため、感情に配慮しつつも事実を簡潔に、そして速やかに報告することが秘書の役目です。

他の選択肢が不適切な理由

報告を怠ったり先延ばしにしたりする行動、事実を曖昧にする行動は、いずれも上司の判断を誤らせ、事態を悪化させるおそれがあります。
問31-7

繁忙期が続き、上司が明らかに疲労している様子である。秘書として配慮できることは何か。

  • 上司の体調のことなので、秘書からは一切何も提案しない
  • スケジュールに余裕を持たせるなど、負担軽減を提案してみる
  • 無理にでも休むようにと、強い口調で何度も進言すること
  • 他の社員たちに、上司が疲れていることを言いふらしておくこと
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正解 スケジュールに余裕を持たせるなど、負担軽減を提案してみる
解説

秘書は上司の体調管理そのものを担う立場ではありませんが、スケジュール調整という業務の範囲内でできる配慮を提案することはできます。押しつけがましくならない範囲での気配りが求められます。

他の選択肢が不適切な理由

何もしないのは補佐役として消極的すぎ、強く進言するのは越権にあたります。周囲へ言いふらす行為は論外です。
問41-7

上司が個人的な悩みを抱えている様子を、業務中に垣間見てしまった。秘書として適切な対応はどれか。

  • 気づいた様子を見せず、通常どおり淡々と業務に徹する
  • 心配のあまり、他部署の同僚に相談して意見を聞く
  • 本人に「何かあったのですか」と踏み込んで問いただす
  • 個人的な事情だと考え、SNSなどに感想を書き込む
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正解 気づいた様子を見せず、通常どおり淡々と業務に徹する
解説

上司の個人的な事情に踏み込むことは、たとえ善意であっても信頼関係を損なうおそれがあります。気づいても表に出さず、いつもどおり業務で支えることが秘書としてのわきまえです。

他の選択肢が不適切な理由

他者への相談や本人への詮索は守秘義務やプライバシーへの配慮を欠きます。SNSへの書き込みは論外です。
問51-7

商談が成立し上司が喜んでいる様子である。秘書として適切な振る舞いはどれか。

  • 自分の手柄のように振る舞い、上司より先に喜びを表す
  • 浮かれすぎないよう、あえて表情も変えず無反応でいる
  • 上司の喜びに合わせて、丁寧にお祝いの言葉を述べること
  • 今後の課題ばかりを並べ立て、水を差すような発言をすること
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正解 上司の喜びに合わせて、丁寧にお祝いの言葉を述べること
解説

上司が喜んでいるときは、控えめかつ礼儀正しく祝意を伝えることで良好な関係を保てます。過度に自分を前に出すことも、逆に無反応でいることも適切ではありません。

他の選択肢が不適切な理由

手柄を誇示する態度や水を差す発言は不快感を与え、無反応な態度は気配りに欠けた印象を与えます。
問61-7

上司の話し方や表情から、何か気に障ることがあったらしいと感じ取った。秘書の対応として適切なものはどれか。

  • 何かあったのかと、根掘り葉掘り理由を問いただす
  • 気にせず、いつもと同じような軽い調子で冗談を言うこと
  • 機嫌が悪いと決めつけ、必要な報告も後回しにする
  • 理由を尋ねず、普段以上に丁寧な言葉遣いと態度で接する
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正解 理由を尋ねず、普段以上に丁寧な言葉遣いと態度で接する
解説

上司の様子から機微を察したときは、理由を詮索せず、言葉遣いや態度をいつも以上に丁寧にすることで自然な配慮を示します。必要な報告や連絡は、機嫌にかかわらず淡々と行います。

他の選択肢が不適切な理由

詮索する態度や無神経な冗談は不適切です。必要な報告を後回しにすることも業務上の支障となります。
問71-7

上司が社外の講演やインタビューを控え、緊張している様子である。秘書ができる支援として適切なものはどれか。

  • 必要な資料や進行の流れを整理し、確認しやすく手元に準備する
  • 本番に関係のない世間話を続け、気を紛らわせようとする
  • 緊張しなくて大丈夫ですと、根拠なく安心させようとする
  • 準備が整っているかどうか、何度も確認の声をかけて急かすこと
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正解 必要な資料や進行の流れを整理し、確認しやすく手元に準備する
解説

緊張を和らげる最も実務的な支援は、必要な情報を整理し、いつでも確認できる状態にしておくことです。実務的な準備の万全さが、上司の安心につながります。

他の選択肢が不適切な理由

不要な会話や根拠のない励まし、急かす行為はかえって集中を妨げ、緊張を強めることがあります。
問81-7

上司が部下を厳しく叱っている場面に秘書が居合わせた。その後の秘書の対応として適切なものはどれか。

  • 叱られていた部下に対し、上司の悪口を言って慰めること
  • 上司に対し、叱り方がきつすぎたのではと直接意見する
  • 叱っていた内容を、他の社員たちに興味本位で話して回ること
  • 何事もなかったかのように、通常どおり淡々と業務を続ける
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正解 何事もなかったかのように、通常どおり淡々と業務を続ける
解説

社内のやりとりに秘書が立ち入って評価することは越権にあたります。見聞きした事柄は口外せず、普段どおりの態度で業務にあたることが信頼される秘書の姿勢です。

他の選択肢が不適切な理由

上司への意見や部下への同調、内容の口外はいずれも秘書の職分を超えており、信頼関係を損ないます。
問91-7

上司が病み上がりで出社し、無理をしている様子が見受けられる。秘書として適切な対応はどれか。

  • 本人の意向を確認せず、周囲に体調不良だと言いふらしておく
  • 無理をなさらないでください、と一言添えつつ通常どおり補佐する
  • 心配だからといって、勝手に来客の予定をすべて取り消してしまうこと
  • 体調のことなので、あえて一切何も触れず知らぬふりを通すこと
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正解 無理をなさらないでください、と一言添えつつ通常どおり補佐する
解説

体調を気遣う一言を添えつつ、業務は通常どおり支えることが、押しつけがましくない配慮になります。無断で予定を変更するなど、上司の判断を飛び越える行為は避けます。

他の選択肢が不適切な理由

言いふらす行為はプライバシーの侵害にあたり、勝手な予定変更は越権です。一切触れないのも配慮に欠けます。
問101-7

上司の指示の意図がはっきりせず、不機嫌そうにも見えたため確認をためらってしまった。秘書として適切な考え方はどれか。

  • 不機嫌そうに見えても、必要な確認は簡潔に行うべきである
  • 機嫌を損ねたくないので、確認せず自分の判断で進めるべきである
  • 機嫌が直るまで、指示された仕事自体を後回しにするべきである
  • 他の同僚に頼んで、代わりに確認してもらうべきである
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正解 不機嫌そうに見えても、必要な確認は簡潔に行うべきである
解説

指示の意図があいまいなまま進めると、結果的に上司の意向に沿わない仕事になり、双方にとって不利益です。相手の様子に配慮しつつも、業務に必要な確認は簡潔に行うべきです。

他の選択肢が不適切な理由

自己判断で進める、放置する、他者に確認を任せる対応は、いずれも秘書本来の役割から外れています。
秘書検定2級の問題を続けて解く(全500問) 必要とされる資質の一問一答

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