2026年版・4-3

宛名書きと郵便知識の一問一答

秘書検定2級「技能」から、宛名書きと郵便知識に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-3

和封筒(縦長の封筒)に縦書きで宛名を書く際、切手を貼る正しい位置はどこか。

  • 封筒の左上
  • 封筒の右上
  • 封筒の左下
  • 封筒の右下
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正解 封筒の左上
解説

日本の郵便局の機械(消印を押す機械)は、縦長の和封筒の場合「左上」に切手があることを前提に作られています。そのため、左上の縦7.0cm、横3.5cmの範囲内に貼るのが郵便法上のルールであり、これ以外の場所に貼ると手作業になり郵便事故の原因になります。

他の選択肢が不適切な理由

右上、左下、右下はすべて機械処理を妨げるため誤りです。

※記述問題での出題注意:「和封筒の切手位置」は、図示された封筒に〇をつけるなどの形式で必ず出題されます。
問24-3

洋封筒(横長の封筒)を横書きで使用する際、切手を貼る正しい位置はどこか。

  • 封筒の左上
  • 封筒の右上
  • 封筒の左下
  • 封筒の右下
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正解 封筒の右上
解説

洋封筒を横長にして横書きで使う場合、切手は「右上」に貼ります。これは、横長の封筒を縦に(右へ90度回転させて)機械に通す際、ちょうど切手が「左上」にくるようにするためです。これを間違える新入社員が非常に多く、秘書検定でよく狙われるポイントです。

他の選択肢が不適切な理由

左上に貼ると、機械にかけた際に切手が「左下」の位置になってしまい、消印が正しく押されません。

※記述問題での出題注意:「洋封筒の切手位置」は和封筒との引っかけで超頻出です。「横長は右上」と暗記してください。
問34-3

郵便物に「親展(しんてん)」と朱書きされている場合、その意味は何か。

  • 親戚や家族に向けた、プライベートで親しい手紙であるという意味
  • 会社宛てなので、秘書や総務部が代理で開封してよいという意味
  • 宛名となっている本人が、自分自身の手で開封してほしいという意味
  • 中身が壊れやすい物なので、配達員に慎重に扱ってほしいという意味
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正解 宛名となっている本人が、自分自身の手で開封してほしいという意味
解説

「親しく(自ら)展(ひら)く」と書きます。給与明細、人事通知、個人宛のクレジットカードなど、プライバシー性の高い文書に押されます。秘書であっても、上司宛ての親展郵便物を勝手に開封してはいけません。万が一誤って開けてしまった場合は、上司に平謝りして報告します。

他の選択肢が不適切な理由

親戚用、代理開封許可、ワレモノ注意などの意味はありません。

※記述問題での出題注意:「親展」の漢字の読み書きと、その取り扱い(絶対に本人が開ける)は実技の基本知識として問われます。
問44-3

和封筒の宛名書きで、会社名と部署名を書く正しい位置はどこか。

  • 住所よりも高い位置(右端の上部)から書き始める
  • 住所よりも1字程度下げた位置から書き始める
  • 相手の個人名より大きな文字で、封筒の中央に書く
  • 個人情報保護のため、会社名は封筒裏面に書く
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正解 住所よりも1字程度下げた位置から書き始める
解説

宛名書きのバランスの基本です。一番右に住所を書き、その左に「住所より1文字分下げて」会社名や部署名を書きます。そして中央に「最も大きな文字で」相手の氏名を書きます。会社名を一番高くするのはレイアウトとして美しくありません。

他の選択肢が不適切な理由

会社名を住所より高くする、氏名より大きく書く、裏面に書く行為は、宛名のヒエラルキーとマナーを無視した書き方です。

※記述問題での出題注意:宛名のレイアウトを図示する問題で、「住所・会社名・氏名の文字の大きさと書き出しの高さ」を正確に表現できるようにしましょう。
問54-3

返信用封筒によく使われる「料金受取人払(りょうきんうけとりにんばらい)」のメリットはどれか。

  • 返信する側(顧客など)が切手を貼る手間と費用を負担しなくて済む
  • 送った側の会社が、郵便局から切手代のキャッシュバックを受け取れる
  • 封筒が通常の速達よりもかなり早く、最優先で配達される
  • 封筒の中に現金を入れて送っても、法律の違反にならない
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正解 返信する側(顧客など)が切手を貼る手間と費用を負担しなくて済む
解説

アンケートや申込書の返信などに使われます。返信する側は切手を貼らずにポストに投函でき、受け取る側(会社)が、実際に返ってきた分の郵便料金だけをまとめて郵便局に支払うシステムです。顧客の返信ハードルを下げる重要なビジネスツールです。

他の選択肢が不適切な理由

キャッシュバック、配達速度の向上、現金の同封許可などの機能は一切ありません。

※記述問題での出題注意:「受取人払い」の仕組みと、顧客側のメリット(切手不要)を簡潔に説明できるようにしてください。
問64-3

現金を郵送する際、法律で義務付けられている方法はどれか。

  • 中身が見えないように何重にも紙で包んでから、通常の普通郵便にして送ること
  • 郵便局の窓口で専用の封筒を買い、「現金書留(げんきんかきとめ)」で送る
  • 早く確実に届くように、宅配便(宅急便など)の貴重品扱いにして送ること
  • レターパックプラス(赤い封筒)に現金をそのまま入れてポストに投函する
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正解 郵便局の窓口で専用の封筒を買い、「現金書留(げんきんかきとめ)」で送る
解説

郵便法により、現金を普通郵便や小包、宅配便などで送ることは固く禁じられています。必ず専用の現金書留封筒に入れ、郵便局の窓口で引き受けてもらう必要があります。万が一紛失した場合は、申告した金額(上限あり)が賠償されます。

他の選択肢が不適切な理由

普通郵便での隠蔽、宅配便、レターパックでの現金送付はすべて郵便法違反となります。

※記述問題での出題注意:「現金の送り方」は絶対に現金書留を使用しなければならないという法的知識が問われます。
問74-3

郵便物を速達で出したい場合、封筒に手書きで示す「速達マーク」の正しい書き方はどれか。

  • 封筒の表面の右上に、目立つように黒い太線(横線)を引く
  • 封筒の表面の右上に、赤い線(縦長封筒なら赤い横線)を引く
  • 封筒の裏面に大きく目立つように「急ぎ」と赤いペンで書く
  • 切手を上下逆さまに貼ることで、郵便局員に速達であることを知らせる
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正解 封筒の表面の右上に、赤い線(縦長封筒なら赤い横線)を引く
解説

窓口に持っていけない場合、自分で速達料金分の切手を貼り、縦長の郵便物の場合は「表面の右上部に赤い横線」を引くことで、ポスト投函でも速達として処理してもらえます。(横長の郵便物の場合は、右端に赤い縦線を引きます)。

他の選択肢が不適切な理由

黒い線や裏面への記載、切手を逆さまにする等の独自ルールでは速達扱いにはなりません。

※記述問題での出題注意:「速達の手書き表示」は、赤い線であることを指定して記述する問題が出ます。
問84-3

「簡易書留(かんいかきとめ)」の特徴として正しいものはどれか。

  • 引受けから配達までの全ての経路がきちんと記録され、損害賠償額も非常に高いもの
  • 引受けと配達の2回の記録のみ行われ、一般書留より料金が安く利用しやすい
  • ポストに投函するだけで書留扱いになり、郵便局に行く必要が全くないもの
  • 受取人の郵便受けに直接投函され、手渡しのサインや印鑑が不要であるもの
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正解 引受けと配達の2回の記録のみ行われ、一般書留より料金が安く利用しやすい
解説

書留には「一般」「簡易」があります。一般書留は途中の通過郵便局まで細かく追跡されますが、簡易書留は「出した時」「届けた時(受領印をもらう)」だけを記録してコストを下げたものです。チケットの送付や重要な願書など、ビジネスや日常で最も頻繁に使われる書留です。

他の選択肢が不適切な理由

全ての記録や高額賠償は一般書留です。ポスト投函は不可(窓口のみ)であり、配達時は必ず手渡しでサインを求められます。

※記述問題での出題注意:「一般書留と簡易書留の違い」は記録の細かさと料金の違いで説明できるようにしてください。
問94-3

宛名書きにおいて「〇〇株式会社 行」と印字された返信用封筒を使う際のマナーはどれか。

  • 「行」を二重線で消し、その横(または下)に「御中」と書き直す
  • 「行」を二重線できちんと消してから、その横に「様」と書き直す
  • 敬意を表すため、「行」を消さずに、さらに上から大きく「御中」と書き足す
  • 修正液や修正テープで「行」を真っ白に消し、そのままにしておく
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正解 「行」を二重線で消し、その横(または下)に「御中」と書き直す
解説

返信用封筒には、相手がへりくだって「自社宛て(〜行、〜宛)」と書いてくれています。これをそのまま送り返すのは「あなたを呼び捨てにします」という意味になり大変失礼です。縦書きなら縦の二重線、横書きなら横の二重線で「行」を消し、会社宛てなら「御中」、個人宛てなら「様」に直すのが社会人の常識です。

他の選択肢が不適切な理由

会社に対して「様」は誤用です。消さずに書き足す、修正テープを使うのは見栄えとマナーの観点からNGです。

※記述問題での出題注意:「返信用封筒の訂正」は、二重線で消して「御中」を書く図解問題の超定番です。
問104-3

「特定記録」郵便とはどのようなサービスか。

  • 郵便物を引き受けた記録だけを残し、配達時は受領印をもらわずポストに投函する
  • 受取人が本人であることを、免許証などでしっかり厳格に確認してから手渡しする
  • 差出人の名前を伏せたままにして、匿名で安全に書類を送ることができる
  • 配達員が到着時刻を1分単位で記録し、後からネットで動画で確認できる
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正解 郵便物を引き受けた記録だけを残し、配達時は受領印をもらわずポストに投函する
解説

「確かに送った(発送の証拠)」という追跡番号は付きますが、相手への手渡し(サイン)までは求めず、ポスト投函で完了する安価なサービスです。書留ほど大げさにしたくないが、送った記録だけは残したい(相手の「届いていない」という言い訳を防ぎたい)請求書の送付などに適しています。

他の選択肢が不適切な理由

本人確認は「本人限定受取」、匿名配送や動画確認は通常の郵便サービスには存在しません。

※記述問題での出題注意:「特定記録の用途」は、安価に発送の証拠を残したい場面で選べるように理解しておきましょう。
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