2026年版・4-4

グラフの作成と使い分けの一問一答

秘書検定2級「技能」から、グラフの作成と使い分けに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-4

各支店の売上高など、「数量の大小を比較」するのに最も適したグラフはどれか。

  • 折れ線グラフ
  • 棒グラフ
  • 円グラフ
  • レーダーチャート
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正解 棒グラフ
解説

棒の長さ(高さ)で数量を表すため、複数の項目の大小や差を視覚的に瞬時に比較するのに最も適しています。縦棒グラフと横棒グラフがありますが、基本的には長さを比べる用途で多用されます。

他の選択肢が不適切な理由

折れ線は推移、円は構成比、レーダーチャートはバランスを見るためのグラフです。

※記述問題での出題注意:「グラフの用途」は記述での作図問題や穴埋めで頻出です。大小比較=棒グラフと即答できるようにしましょう。
問24-4

過去5年間の売上高の推移など、「時間の経過による変化(トレンド)」を表すのに適したグラフはどれか。

  • 折れ線グラフ
  • 円グラフ
  • 帯グラフ
  • Zグラフ
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正解 折れ線グラフ
解説

点を線で結ぶことで、上がっているのか、下がっているのかという「傾き(変化の傾向)」を一目で把握することができます。気温の変化や、株価の推移など、時間軸に沿った連続的なデータの表現には折れ線グラフが鉄則です。

他の選択肢が不適切な理由

円グラフや帯グラフは構成比を表すものであり、時間の連続的な推移を見るのには適していません。Zグラフは傾向分析の特殊な複合グラフです。

※記述問題での出題注意:「時間経過と変化」というキーワードが出たら、必ず「折れ線グラフ」と記述してください。
問34-4

市場シェアや、自社の売上の内訳など、「全体に対する各項目の割合(構成比)」を表すのに適したグラフはどれか。

  • 棒グラフ
  • レーダーチャート
  • 円グラフ
  • Zグラフ
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正解 円グラフ
解説

全体を100%とした円(パイ)を分割して描くため、どの項目がどれくらいの割合(シェア)を占めているかが直感的に分かります。通常、最も大きい項目を12時の位置から時計回りに配置し、最後に「その他」を持ってくるのが作成のルールです。

他の選択肢が不適切な理由

棒グラフは大小比較、レーダーチャートはバランス、Zグラフは傾向を見るためのものです。

※記述問題での出題注意:「構成比(割合)」を表すグラフは「円グラフ」または「帯グラフ」です。用途をしっかり区別しましょう。
問44-4

過去数年間の「構成比の変化(割合の推移)」を比較したい場合に最も適したグラフはどれか。

  • 複数の円グラフを時系列で並べて比べる
  • 帯グラフ(100%積み上げ棒グラフ)
  • 全体の中の推移を折れ線グラフで見る
  • 全体的な強み弱みを示すレーダーチャート
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正解 帯グラフ(100%積み上げ棒グラフ)
解説

円グラフは1つの時点の構成比を見るのには優れていますが、過去との比較には不向きです。長方形(帯)の長さを100%とし、それを分割したグラフを年代ごとに横(または縦)に並べることで、「A商品の割合が年々増えている」といった内訳の変化を容易に比較できます。

他の選択肢が不適切な理由

円グラフを複数並べても面積の比較が直感的にしづらく、折れ線グラフは割合ではなく純粋な数量の推移に向いています。

※記述問題での出題注意:「構成比の変化の比較」には「帯グラフ」を選ぶのが実技試験の鉄則です。
問54-4

売上の「傾向」を多角的に分析するため、「毎月の売上」「累計売上」「移動合計」の3つの折れ線を組み合わせたグラフを何というか。

  • Zグラフ
  • パレート図
  • ガントチャート
  • 散布図
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正解 Zグラフ
解説

1年間の売上の傾向を分析する特殊なグラフです。毎月の売上(下段)、その月までの累計(右上がりの斜線)、過去1年間の移動合計(上段)の3本の線を描くと、アルファベットの「Z」の形になります。季節変動(夏だけ売れる等)に惑わされず、会社の実力が本当に伸びているのかを判断するのに使われます。

他の選択肢が不適切な理由

パレート図はABC分析、ガントチャートは工程管理、散布図は相関関係を見るためのグラフです。

※記述問題での出題注意:「Zグラフ」を構成する3つの要素(毎月・累計・移動合計)は穴埋め問題で頻出です。
問64-4

社員の能力評価や商品の性能など、「複数の項目のバランス(総合的な強み・弱み)」を表すのに適したグラフはどれか。

  • 棒グラフ
  • 円グラフ
  • レーダーチャート
  • 折れ線グラフ
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正解 レーダーチャート
解説

中心から放射状に伸びた複数の軸にデータをプロットし、線で結んだグラフです。例えば「国語・数学・理科・社会・英語」の成績を入れると、図形がきれいな五角形になればバランス型、一部が尖っていれば特化型といったように、全体的な偏り(強みや弱点)が視覚的にすぐ分かります。

他の選択肢が不適切な理由

棒、円、折れ線は、いずれも単一または少数の指標を比較・推移させるものであり、多角的なバランスを一目で見るのには適していません。

※記述問題での出題注意:「バランスや強み・弱み」を表現するグラフは「レーダーチャート(クモの巣グラフ)」と即答できるようにしてください。
問74-4

ビジネス文書にグラフを挿入する際、「グラフのタイトル」は通常どこに配置するのがルールか。

  • グラフの枠線の外側、下部(グラフのすぐ真下)
  • グラフの枠線の外側、上部(グラフのすぐ真上)
  • グラフの中央に、データに被せるように透かして大きく書く
  • タイトルの位置に決まりはなく、余白がある場所に適当に書く
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正解 グラフの枠線の外側、下部(グラフのすぐ真下)
解説

文書作成の厳密なルールとして、表(表組)のタイトルは「上」に書き、図(グラフや写真)のタイトルは「下」に書くのが正式なフォーマットです(図1. 〇〇の推移、など)。Excelなどで自動作成すると上にタイトルが出ることが多いため、実務では修正が必要な場合があります。

他の選択肢が不適切な理由

上部に書くのは「表」のルールです。中央に書いたり適当に配置したりするのはレイアウトの基本を逸脱しています。

※記述問題での出題注意:「表は上、図(グラフ)は下」のタイトル位置のルールは、文書添削問題で確実にチェックされます。
問84-4

グラフの中に用いる「凡例(はんれい)」とは何か。

  • グラフのデータが正しくない場合に対する、言い訳や例外事項の記述
  • グラフの線や色、模様が「どの項目を表しているか」を説明する対応表
  • グラフの出典元(どのデータから引用したか)を示す参考文献のリスト
  • グラフの数値を計算するために用いた、数学的な計算式や関数のこと
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正解 グラフの線や色、模様が「どの項目を表しているか」を説明する対応表
解説

「青い棒はA社、赤い棒はB社」「実線は今年、点線は昨年」といったように、グラフ内の記号や色の意味を読み手に伝えるためのガイド(ナビゲーション)です。これがないと、どれだけ美しいグラフを作っても意味が伝わりません。

他の選択肢が不適切な理由

言い訳や計算式ではありません。出典元は「注記」「出所」として別途グラフの左下等に記載します。

※記述問題での出題注意:「凡例」という言葉の意味と役割を正確に説明できるようにしておきましょう。
問94-4

折れ線グラフなどで、数値の変化が小さく見えにくい場合、変化を強調するために用いる手法はどれか。

  • グラフの縦軸の途中に「波線(省略線)」を入れ、不要な目盛りをカットして変化部分を拡大する
  • 折れ線の色を非常に目立つ蛍光色にわざわざ変更してしまい、線の太さも通常の約5倍近くにする
  • データそのものをこっそり意図的に改ざんし、変化が大きく見えるように数値を書き換える
  • グラフの背景を真っ黒にすべて塗りつぶしてしまい、視覚的な錯覚を利用して見せる
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正解 グラフの縦軸の途中に「波線(省略線)」を入れ、不要な目盛りをカットして変化部分を拡大する
解説

例えば売上が「100万、101万、102万」と推移している場合、縦軸の0〜100万の部分はグラフに変化がなく無駄なスペースになります。この0〜100万の部分を「波線(〜のような二重線)」で省略することで、100万〜102万の目盛り間隔を広く取り、わずかな変化を大きな波として強調して見せることができます。

他の選択肢が不適切な理由

蛍光色や太線の使用はグラフを見にくくし、データの改ざんは不正行為です。

※記述問題での出題注意:「波線(省略線)」を描き入れてグラフを適切なスケールに直す実技問題が出題されます。
問104-4

円グラフを作成する際の、項目の並べ方の基本ルールとして間違っているものはどれか。

  • 全体のうち最も構成比がとても大きい項目から順に並べていく
  • 開始位置は、時計の文字盤でいう「12時(真上)」の位置からとする
  • 進行方向は、右回り(時計回り)の順に項目を配置していく
  • 「その他」の項目は、割合がどれほど大きくても一番最初に配置する
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正解 「その他」の項目は、割合がどれほど大きくても一番最初に配置する
解説

円グラフは「12時の位置から時計回りに、大きい順に並べる」のが基本です。ただし、細かなものをまとめた「その他」という項目は、たとえ割合が2番目に大きくても、ルール上「一番最後(最も左上の12時に近い位置)」に配置しなければなりません。

他の選択肢が不適切な理由

大きい順、12時開始、時計回りはすべて円グラフ作成の正しいルールです。

※記述問題での出題注意:「その他」を必ず最後に持ってくるという円グラフ特有のルールは、作図問題で確実にチェックされます。
秘書検定2級の問題を続けて解く(全500問) 技能の一問一答

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