2026年版・5-12

クレーム対応と接遇実務の一問一答

秘書検定2級「マナー・接遇」から、クレーム対応と接遇実務に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-12

取引先から強い口調でクレームの電話を受けた。最初の対応として最も適切なものはどれか。

  • 反論できる材料をそろえてから、こちらの正当性を主張する
  • 担当者が不在だと伝えたうえで、電話をそのまま切ってしまう
  • まずは相手の話を遮らず聞き、迷惑をかけたことをお詫びする
  • 感情的な口調にはこちらも強い調子で応じ、対等に話すこと
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正解 まずは相手の話を遮らず聞き、迷惑をかけたことをお詫びする
解説

クレーム対応では、まず相手の話を最後まで聞き、不快な思いをさせたこと自体に対して詫びる姿勢が基本です。事実関係の確認や説明は、相手の気持ちを受け止めた後に行います。

他の選択肢が不適切な理由

反論の準備を優先する態度や電話を切る対応、感情的に応じる対応は、いずれもクレームをさらに悪化させるおそれがあります。
問25-12

電話でのクレーム対応において、秘書が特に注意すべき点として最も適切なものはどれか。

  • 早く終わらせるため、相手の話を要点だけ聞けば十分であること
  • 表情が見えない分、声の調子や言葉遣いに一層気を配ること
  • 電話だからこそ、多少くだけた言葉遣いをしてもよいこと
  • 保留にする際は、断りなくそのまま長時間待たせてよいこと
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正解 表情が見えない分、声の調子や言葉遣いに一層気を配ること
解説

電話では表情や身振りが伝わらないため、声の高さや速さ、言葉遣いといった音声のみの要素で誠意を伝える必要があります。対面以上に丁寧な対応が求められます。

他の選択肢が不適切な理由

話を途中で切り上げる対応やくだけた言葉遣い、断りのない長時間の保留は、いずれも不信感を強めてしまいます。
問35-12

明らかに事実と異なる、理不尽な内容のクレームを受けた。秘書としての対応で最も適切なものはどれか。

  • 相手の言い分を頭ごなしに否定し、間違いを厳しく指摘する
  • 波風を立てたくないので、事実と違う内容でもすべて認めてしまう
  • 感情的にならず丁寧に応対しつつ、事実関係を整理して伝える
  • 対応が難しいと感じたら、無断で電話を切ってしまう
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正解 感情的にならず丁寧に応対しつつ、事実関係を整理して伝える
解説

事実と異なる内容であっても、まずは丁寧に話を聞いたうえで、感情的にならずに事実関係を整理して伝えることが重要です。頭ごなしの否定や安易な同調は避けます。

他の選択肢が不適切な理由

頭ごなしの否定や事実と違う内容を認めてしまう対応、無断で電話を切る対応は、いずれも問題の解決にはつながりません。
問45-12

秘書一人の判断では対応できない重大なクレームを受けた場合、最も適切な対応はどれか。

  • 自分の一存だけで解決策を決め、相手にその場で約束してしまう
  • 対応に困るため、聞かなかったことにしてすべて受け流してしまう
  • 解決できる自信がないので、担当外だと伝えてすべて取り合わない
  • 重大な内容だと判断した時点で、速やかに上司に報告し指示を仰ぐ
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正解 重大な内容だと判断した時点で、速やかに上司に報告し指示を仰ぐ
解説

秘書の権限を超える重大なクレームは、自己判断で約束をせず、速やかに上司へ報告して指示を仰ぐことが適切です。安易な即答は、後々のトラブルを招くおそれがあります。

他の選択肢が不適切な理由

独断での約束や受け流し、取り合わない対応は、いずれも問題を深刻化させるおそれがあります。
問55-12

クレーム対応が一段落した後、秘書として心がけるべきこととして、最も適切なものはどれか。

  • 解決したことにして、対応の経緯は記録に残さないでおくこと
  • 解決した以上、それ以上は一切気にかける必要がないということ
  • 相手が納得していなくても、対応は終わったものとみなすこと
  • 対応した内容を上司や関係者に共有し、再発防止につなげること
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正解 対応した内容を上司や関係者に共有し、再発防止につなげること
解説

クレーム対応後は、経緯や原因を関係者と共有し、同じ問題が繰り返されないよう再発防止に役立てることが重要です。個人で抱え込まず組織的に対応する意識が求められます。

他の選択肢が不適切な理由

記録を残さない、気にかけない、相手の納得を確認しない対応は、いずれも再発防止や信頼回復につながりません。
問65-12

複数の来客が同時に応接室で対応を待っている状況で、秘書として最も適切な振る舞いはどれか。

  • 誰にでも公平に目配りし、待たせていることへの配慮を示すこと
  • 重要と思われる人を優先し、他の来客には目もくれないこと
  • 対応が追いつかないため、来客同士で待ってもらうよう任せること
  • 焦りが顔に出ないよう、あえて誰にも声をかけずにおくこと
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正解 誰にでも公平に目配りし、待たせていることへの配慮を示すこと
解説

複数の来客が重なった場合でも、それぞれに気を配り、お待たせしていることへのお詫びや見通しを伝えるなど、公平で丁寧な対応を心がけることが大切です。

他の選択肢が不適切な理由

特定の人だけを優先する態度や、対応を来客任せにする姿勢、声をかけない態度は、いずれも配慮を欠いた対応です。
問75-12

上司が急な来客と重要な電話の対応が重なってしまった。秘書として適切な対応はどれか。

  • 状況を整理し、どちらを優先するか上司の判断を仰いで調整する
  • 電話はいったん無視し、来客対応だけに専念するよう上司に伝える
  • 自分の判断だけで、電話の相手に一方的に断りを入れる
  • 来客には断りなく、応接室に長時間一人で待たせておくこと
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正解 状況を整理し、どちらを優先するか上司の判断を仰いで調整する
解説

重要な用件が重なった場合は、状況を簡潔に整理して上司に伝え、優先順位の判断を仰いだうえで、それぞれに失礼のないよう調整することが秘書の役割です。

他の選択肢が不適切な理由

電話を無視する対応や独断での対応、来客を断りなく待たせる対応は、いずれも配慮に欠けています。
問85-12

接遇における「先読み」の重要性に関する説明として、最も適切なものはどれか。

  • 相手の希望を無視し、自分のやり方だけを一方的に押し通すこと
  • 先読みとは、相手の発言をあえてさえぎって話を進めることを指すこと
  • 何もかも先回りをしすぎて、相手の意向を確認しないでよいこと
  • 相手の言葉を待たず、必要になりそうなことを見越して準備すること
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正解 相手の言葉を待たず、必要になりそうなことを見越して準備すること
解説

先読みとは、相手から言われる前に必要になりそうなことを見越して準備しておく気配りのことです。押しつけにならないよう、相手の意向を確認しながら行うことが前提です。

他の選択肢が不適切な理由

希望の無視や発言をさえぎる行為、意向確認を省く対応は、いずれも本来の先読みとは異なる不適切な姿勢です。
問95-12

重要な立場の来客(上級役員など)を迎える際、秘書として特に配慮すべきことは何か。

  • 特別な来客なので、通常の接遇マナーは無視してよいということ
  • 他の来客への対応を後回しにし、すべての対応を任せきりにすること
  • 案内や紹介の順序、席次などを事前に確認し、失礼のないよう備える
  • 緊張のあまり、必要な確認や準備を省いてしまってよいということ
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正解 案内や紹介の順序、席次などを事前に確認し、失礼のないよう備える
解説

重要な立場の方を迎える際は、案内の順序や紹介の仕方、席次などを事前に確認し、失礼のないよう入念に準備しておくことが求められます。

他の選択肢が不適切な理由

通常のマナーを無視する、対応を任せきりにする、準備を省くといった姿勢は、重要な来客への配慮として不適切です。
問105-12

クレームの内容を記録し、報告することの意義として、最も適切なものはどれか。

  • 誰の対応が悪かったかを追及し、責任者を特定するためだけの記録
  • 経緯や原因を正確に残し、今後の対応や改善に役立てるため
  • 記録さえ残しておけば、実際の対応は後回しにしてよいから
  • クレームがあった事実自体を、なるべく目立たなくするため
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正解 経緯や原因を正確に残し、今後の対応や改善に役立てるため
解説

クレームの記録は、責任追及のためではなく、経緯や原因を正確に残し、組織として今後の対応や再発防止に役立てるために行うものです。

他の選択肢が不適切な理由

責任追及だけを目的とする考え方や、対応を後回しにする姿勢、事実を目立たなくしようとする対応は、いずれも記録の本来の意義とは異なります。
秘書検定2級の問題を続けて解く(全500問) マナー・接遇の一問一答

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