2026年版・5-7

交際業務(慶弔・贈答)の一問一答

秘書検定2級「マナー・接遇」から、交際業務(慶弔・贈答)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-7

結婚披露宴の招待状。出席する場合の返信ハガキの書き方で、「御出席」の「御」はどうするか。

  • 敬意を表すため、そのまま何もせずに「出席」を丸で囲んでおく
  • 黒いペンで二重線を引いて消し、その下に「いたします」と書き添える
  • 黒く塗りつぶして完全に見えないようにし、横に大きく「行きます」と書く
  • 修正テープを使って「御」の文字を完全に消し去り、綺麗な状態にする
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正解 黒いペンで二重線を引いて消し、その下に「いたします」と書き添える
解説

自分に向けられた敬称(御、芳など)は必ず消します。基本は定規を使って黒のペンで二重線を引きます。そして「出席」の下に「いたします」「させていただきます」と書き添えるのが大人のマナーです。

他の選択肢が不適切な理由

そのまま丸をつけるのは自分に敬称をつけていることになります。塗りつぶす、修正テープを使うのは見栄えが悪くマナー違反です。

※記述問題での出題注意:「返信ハガキの書き方」は、二重線で消すことと、「させていただきます」等の謙譲語を補うことを記述で求められます。
問25-7

香典袋(不祝儀袋)の薄墨(うすずみ)を使う意味はどれか。

  • 用意していたはずのインクや墨汁が、たまたま偶然に急に切れてしまったことを表すため
  • 悲しみの涙で墨が薄まった、あるいは急なことで墨を磨る時間がなかったことを表すため
  • 黒い濃い墨を使うと、死を直接的に連想させて縁起が悪いとされているため
  • 文字を控えめに書くことで、故人への遠慮や奥ゆかしさをアピールするため
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正解 悲しみの涙で墨が薄まった、あるいは急なことで墨を磨る時間がなかったことを表すため
解説

薄墨には「悲しみの涙で墨が薄くなった」「急な訃報で、墨を濃く磨る時間がなかった」という意味が込められています。通夜や告別式では薄墨を使い、四十九日を過ぎた法要(あらかじめ予定がわかっているもの)などでは通常の濃い墨を使います。

他の選択肢が不適切な理由

単なるインク切れや縁起の悪さが理由ではありません。

※記述問題での出題注意:「薄墨の由来」は、涙で薄まったという情緒的な理由と、急を要したという物理的な理由の両方を理解しておいてください。
問35-7

病気見舞いののし紙。水引の種類はどれか。

  • 何度あっても良い祝い事を表す、紅白の「蝶結び」
  • 二度と繰り返さないことを願う、紅白の「結び切り」でのし付き
  • 弔事やお悔やみの際に使われる、黒白の「結び切り」
  • 二度と繰り返さないことを願う、紅白の「結び切り」でのしなし
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正解 二度と繰り返さないことを願う、紅白の「結び切り」でのしなし
解説

病気や怪我は二度と繰り返したくないため、解けない「結び切り」を使います。また、「のし(右上にある飾り)」は元々アワビのことで「生もの」「引き延ばす(長寿)」意味があるため、病気を延ばさないよう、のしが付いていないものを選びます。

他の選択肢が不適切な理由

蝶結びは病気を繰り返す意味になり大タブーです。のしを付けるのも病気が長引く意味になります。

※記述問題での出題注意:「水引の選び方(結び切りと蝶結び)」および「のしの有無」は、目的に合わせた組み合わせを完全に暗記してください。
問45-7

ふくさ(袱紗)の包み方。慶事(お祝い)の場合はどれか。

  • 右側が上に来るように包む「右開き(右包み)」
  • 左側が上に来るように包む「左開き(左包み)」
  • 上側が一番上に来るように包む「上開き」
  • 下側が一番上に来るように包む「下開き」
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正解 右側が上に来るように包む「右開き(右包み)」
解説

お祝い事(慶事)は「右包み(右手が入りやすいように右側が上)」、お悔やみ事(弔事)は「左包み」です。逆にしてしまうと大変な失礼になるため、「右はお祝い、左は不幸」としっかり区別して覚える必要があります。

他の選択肢が不適切な理由

左開きは弔事用です。上下の開きはメインの区別基準ではありません。

※記述問題での出題注意:「ふくさの包み方」は、右開きか左開きかを問う問題で必ず出題されます。
問55-7

取引先の開店祝いに胡蝶蘭を贈る。立て札に書くべき必須項目はどれか。

  • 「祝 開店」という文言と、贈り主(自社)の社名・役職・氏名
  • 「祝 開店」という文言と、贈り主である相手の社名・店名のみ
  • 個人的なお祝いのメッセージと、自社のロゴマーク
  • 胡蝶蘭の購入金額と、手配した生花店の名前のみを記す
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正解 「祝 開店」という文言と、贈り主(自社)の社名・役職・氏名
解説

開店祝いには多くの花が届きます。「誰から届いた花か」が一目で分かるように、贈り主(自社)の名前を大きく書くのがビジネス上の絶対ルールです。相手の名前(宛名)は必須ではありませんが、入れる場合もあります。

他の選択肢が不適切な理由

相手の名前だけでは誰からのお祝いか分からず、広告効果もありません。

※記述問題での出題注意:「立て札の必須記載事項」は、贈り主の名前をアピールすることが目的であると理解しておいてください。
問65-7

お中元を贈る時期。関東地方での一般的な期間はどれか。

  • 7月初旬から、7月15日頃まで
  • 8月初旬から、8月15日頃まで
  • 12月初めから、12月25日頃まで
  • 1月お正月明けから、1月15日頃まで
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正解 7月初旬から、7月15日頃まで
解説

お中元の時期は地域によって異なります。関東では7月15日までが一般的ですが、関西などでは8月15日(旧盆)まで贈る習慣があります。相手の地域の習慣に合わせて贈るのが気配りです。なお12月は「お歳暮」です。

他の選択肢が不適切な理由

8月は関西等の時期、12月はお歳暮、1月はお年賀です。

※記述問題での出題注意:「お中元とお歳暮の時期」は、関東基準の日付を正確に記述できるようにしてください。
問75-7

会食での席次。和室で床の間がない場合、最も上座はどこか。

  • 出入り口から一番遠い、最も落ち着いた奥の席
  • 出入り口に一番近い、料理の受け取り等がしやすい席
  • 部屋の真ん中にある、全員の顔を見渡せる中心の席
  • 窓がなく、外からの光が入らない壁際の席
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正解 出入り口から一番遠い、最も落ち着いた奥の席
解説

床の間がない和室の場合は、洋室と同じ考え方をします。出入り口付近は人の出入りがあり騒がしく、配膳係が通る場所(下座)です。最も静かで落ち着ける奥の席(または美しい庭が見える席)を上座としてお客様を案内します。

他の選択肢が不適切な理由

出入り口付近や中心の席は、落ち着かないため下座となります。

※記述問題での出題注意:「和室の例外的な席次ルール」は、床の間がない場合の判断基準を問われます。
問85-7

キリスト教式の葬儀に持参する不祝儀袋の表書きはどれか。

  • カトリック・プロテスタント共通で使える「御霊前」
  • 仏教の形式を借りた言葉である「御仏前」
  • キリスト教式全般で失礼なく使える「御花料」
  • 神道の形式を借りた言葉である「御玉串料」
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正解 キリスト教式全般で失礼なく使える「御花料」
解説

キリスト教ではお香を焚かないので「御香典」は使いません。カトリックとプロテスタントで用語が異なりますが、「御花料(おはなりょう)」であればどちらの宗派でも失礼なく使えます。「御霊前」はプロテスタントでは使えません。

他の選択肢が不適切な理由

御霊前は宗派を選びます。御仏前や御玉串料は他宗教の用語です。

※記述問題での出題注意:「宗教別の不祝儀袋の表書き」は、キリスト教=御花料、神道=御玉串料と結びつけて記憶してください。
問95-7

目上の人への贈り物として、一般的にタブーとされる品物はどれか。

  • 日持ちのする焼き菓子や、高級な海苔の詰め合わせ
  • 相手の好みに合わせた有名ブランドのお酒やワイン
  • 靴下やスリッパなどの履物、またはボールペンなどの筆記用具
  • 肌触りの良い高級タオルや、リラックスできる入浴剤のセット
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正解 靴下やスリッパなどの履物、またはボールペンなどの筆記用具
解説

履物は「足で踏みつける」、筆記用具や時計は「もっと勉強・仕事をしなさい(勤勉奨励)」という意味に受け取られる可能性があるため、目上の人への贈り物には不向きとされています。ただし、本人が強く希望している場合は例外です。

他の選択肢が不適切な理由

お菓子、お酒、タオルなどは一般的な贈り物として問題ありません。

※記述問題での出題注意:「贈答品のタブー」は、なぜその品物がダメなのか(踏みつける、勤勉を促す等)の理由とセットで出題されます。
問105-7

「寸志」という表書きは誰が誰に使うか。

  • 目下の者が目上の人に対して、日頃の感謝を込めて使う
  • 目上の者が目下(運転手や手伝いの人など)に対して使う
  • 誰に対しても使える、非常に汎用的なお礼の言葉である
  • お祝い事の時に、対等の友人同士で使うカジュアルな言葉である
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正解 目上の者が目下(運転手や手伝いの人など)に対して使う
解説

「寸志」「ほんの少しの気持ち」という意味ですが、上位者から下位者へのお礼やお小遣いとして使われます。歓送迎会の主賓が出すお金も寸志です。目上の人に渡す場合は「御礼」「松の葉(心ばかり)」を使います。

他の選択肢が不適切な理由

目下から目上に「寸志」を渡すのは、相手を見下していることになり大変失礼です。

※記述問題での出題注意:「寸志の使用ルール」は、目上から目下への一方通行であるという上下関係の理解が問われます。
秘書検定2級の問題を続けて解く(全500問) マナー・接遇の一問一答

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