2026年版・5-8

接遇と交際(応用実技)の一問一答

秘書検定2級「マナー・接遇」から、接遇と交際(応用実技)に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-8

他社を訪問した際、受付で名乗る順序と内容として最も適切なものはどれか。

  • 「〇〇株式会社の営業担当をしております者ですが、〇〇部長はいらっしゃいますでしょうか」
  • 「〇〇株式会社の山田と申します。本日14時に、〇〇部長とお約束をいただいております」
  • 「〇〇株式会社の山田でございます。営業部の〇〇部長様にお会いしに参りました」
  • 「いつも大変お世話になっております。〇〇部長様とお約束の山田でございます」
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正解 「〇〇株式会社の山田と申します。本日14時に、〇〇部長とお約束をいただいております」
解説

他社を訪問した際の受付では、「自分の社名と氏名」「約束の有無と時間」「面会相手の部署と役職・氏名」の3点を正確に伝えるのが基本です。受付担当者が取り次ぎやすいよう、情報に過不足がないようにします。なお、役職名はそれ自体に敬意が含まれるため、「部長様」のように役職に「様」を重ねると二重敬語になる点にも注意が必要です。

他の選択肢が不適切な理由

自分の名前を名乗らない、約束の時間を伝えない、相手の会社に対して挨拶がないなどの不備があります。

※記述問題での出題注意:「受付での名乗り方」は、必要な3要素をすべて盛り込んだセリフを記述させる問題で出ます。
問25-8

紹介の順番に関する基本ルールとして、正しいものはどれか。

  • 社外の人を身内に先に紹介し、その後に身内を社外の人に紹介する
  • 身内を社外の人に先に紹介し、その後に社外の人を身内に紹介する
  • 地位の高い人を地位の低い人に先に紹介し、その後に逆の紹介をする
  • 年齢の高い人を年齢の低い人に先に紹介し、その後に逆の紹介をする
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正解 身内を社外の人に先に紹介し、その後に社外の人を身内に紹介する
解説

紹介の基本原則は「身内・下位の者を、社外・上位の者に先に引き合わせる(紹介する)」ことです。「(お客様に向かって)こちらは弊社の〇〇です。(身内に向かって)こちらは株式会社△△の〇〇様です」という順序になります。

他の選択肢が不適切な理由

お客様を先に身内に紹介する、地位の高い人を先に低い人に紹介するのは、相手への敬意の順序が逆転するためマナー違反です。

※記述問題での出題注意:「紹介の順序」は、誰を誰に先に紹介するかという原則を問う必須問題です。
問35-8

複数人で名刺交換をする際、交換を始める順番として正しいのはどれか。

  • 双方の最も役職の低い者同士が最初に交換し、順に上の役職へと移る
  • 訪問者側の最も役職の高い者と、対応側の最も役職の高い者が最初に交換する
  • 名刺を出しやすい立ち位置にいる者から、ランダムに交換を始める
  • 訪問者側は役職に関係なく全員が一斉に名刺を差し出し、対応側が順に受け取る
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正解 訪問者側の最も役職の高い者と、対応側の最も役職の高い者が最初に交換する
解説

複数人での名刺交換は、必ず「上位者同士」から始めます。トップ同士の挨拶が終わった後に、トップと次席、次席同士…というように進みます。下位の者が上位者より先に名刺を出すのは「出しゃばり」とされ、上司の顔を潰すことになります。

他の選択肢が不適切な理由

下位者から始める、一斉に出す等の行為は、ビジネスの序列を無視した振る舞いです。

※記述問題での出題注意:「複数人での名刺交換の順序」は、上位者優先の原則を図解で答えさせる問題が出ます。
問45-8

社内の廊下でお客様とすれ違う際、正しい挨拶の仕方はどれか。

  • 歩きながら笑顔で軽く会釈だけをし、そのままのペースで通り過ぎていく
  • 通路の真ん中で立ち止まって、深く「最敬礼(45度)」をして見送る
  • 通路の端に寄って立ち止まり、お客様の方を向いて「会釈(15度)」をする
  • 相手の邪魔にならないよう、壁の方を向いて顔を隠したまま通り過ぎるのを待つ
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正解 通路の端に寄って立ち止まり、お客様の方を向いて「会釈(15度)」をする
解説

社内の廊下でお客様とすれ違う場合は、立ち止まって通路の端に寄り、お客様に道を譲ってから、日常的な軽い挨拶にあたる「会釈(約15度のお辞儀)」をするのが基本です。深く頭を下げる「普通礼(30度)」「最敬礼(45度)」は、お客様をお迎えする時やお詫びをする時など、あらたまった場面で使うお辞儀です。

他の選択肢が不適切な理由

歩きながらは略式すぎます。通路の真ん中で最敬礼をするのは通行の妨げになり、壁を向くのは無視しているのと同じです。

※記述問題での出題注意:「すれ違いざまの挨拶」は、立ち止まることと、端に寄ることの2点がポイントになります。
問55-8

目上の方のお宅を訪問し、手土産を渡す際の適切なタイミングと動作はどれか。

  • 玄関に入ってすぐその場で、挨拶の言葉とともに紙袋に入れたまま手早めに手渡す
  • 部屋に通されて挨拶を済ませた後、紙袋から出して品物の正面を向けて両手で渡す
  • 相手に気を使わせないよう、帰る間際に「これ、どうぞ」と置いていく
  • 「つまらないものですが」と念押しし、へりくだった態度で紙袋ごと渡す
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正解 部屋に通されて挨拶を済ませた後、紙袋から出して品物の正面を向けて両手で渡す
解説

紙袋は「埃よけ」の役割です。部屋に通されて正式な挨拶を交わした後、袋から品物を出し、相手が正面になるように向きを変えて両手で渡します。紙袋は持ち帰るか、端に畳んで置きます。

他の選択肢が不適切な理由

玄関での立ち話で渡すのは、生鮮食品等の例外を除きマナー違反です。「つまらないもの」は現代では嫌味に聞こえるため避けます。

※記述問題での出題注意:「手土産の渡し方」は、部屋に通されてから渡すというタイミングが重要です。
問65-8

上司の代理で取引先の結婚披露宴に出席する。服装の注意点で正しいのはどれか。

  • 華やかさを出すため、女性は全身を白色でコーディネートする
  • 殺生を連想させる革製品(アニマル柄や爬虫類系のバッグ)は避ける
  • 昼間の式であっても、スパンコールなどの光り物をふんだんに身につける
  • 代理であることを示すため、あえて少し地味な普段着のスーツで出席する
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正解 殺生を連想させる革製品(アニマル柄や爬虫類系のバッグ)は避ける
解説

結婚式などのお祝いの席で、ヘビ柄やワニ革、ファーなどの「殺生」を連想させるアイテムは縁起が悪いためタブーです。

他の選択肢が不適切な理由

白は「花嫁の色」であるためゲストが着るのは絶対のタブーです。昼の式では写真撮影の邪魔になるため光り物は避け、パールなどを選びます。代理であっても礼装は必須です。

※記述問題での出題注意:「結婚式でのNG服装」は、白の着用禁止と殺生を連想させる小物の禁止が問われます。
問75-8

上司とお客様が対談している応接室へ、追加の資料を持って入室する際のマナーはどれか。

  • 緊急なのでノックはせずにすぐ急いで入り、会話を遮って資料を渡す
  • 3回ノックし、返事があってから「失礼いたします」と入り、上司にこっそり渡す
  • ドアの外でしばらく待ち、中の会話が完全に途切れるまで入室しない
  • ノックをして入り、お客様に「お話し中申し訳ございません」と謝罪してから渡す
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正解 3回ノックし、返事があってから「失礼いたします」と入り、上司にこっそり渡す
解説

会議中の入室は「空気のような存在」になることが求められます。ノックをして入室したら、お客様には目礼のみに留め、会話の邪魔にならないよう上司の背後からそっと資料を差し出します。

他の選択肢が不適切な理由

無断入室や、お客様に話しかけて会議を中断させる行為は、ビジネスの進行を妨げるため厳禁です。

※記述問題での出題注意:「会議中の入室マナー」は、声を出さずに目礼のみで上司に渡すという黒子としての振る舞いが問われます。
問85-8

お茶の差し替え(2杯目)を出す際の適切なタイミングはどれか。

  • 会議が始まってから10分経ったら、お茶が残っていても強制的に回収して差し替える
  • お客様の方から「おかわりをいただけますか」と言われるまでは何もしない
  • 面会が長引き(約1時間経過)、お茶が空になっているか冷めているタイミング
  • 商談がヒートアップし、今にも契約が決まりそうな最も重要な発言のタイミング
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正解 面会が長引き(約1時間経過)、お茶が空になっているか冷めているタイミング
解説

会議や商談が1時間以上長引く場合、喉が渇いたりお茶が冷めたりするため、新しいお茶(できれば1杯目とは違う種類、コーヒー等)を差し替えます。ただし、議論が白熱している最中に入るのは邪魔になるため、話の区切りを見計らって入室する高度な空気を読む力が必要です。

他の選択肢が不適切な理由

早すぎる差し替えや、重要な議論を中断させるタイミングでの入室は、空気が読めない対応です。

※記述問題での出題注意:「お茶の差し替えの目安」は、約1時間という時間と、議論の切れ目というタイミングを記述させられます。
問95-8

お客様を階段でご案内する際、案内者の正しい立ち位置はどれか。

  • 上る時も下る時も、お客様の斜め前(2〜3段前)をゆっくり歩きながら先導する
  • 上る時はお客様の後ろ、下る時はお客様の前を歩き、見下ろさないようにする
  • 危険なので、階段は使わずに毎回必ず抱えるようにしてお客様を移動させる
  • 上る時も下る時も、常に必ずお客様とぴったり全く同じ段に並んで一緒に歩く
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正解 上る時はお客様の後ろ、下る時はお客様の前を歩き、見下ろさないようにする
解説

階段でお客様をご案内する際は、「お客様より低い位置にいる」ことが基本です。上る時はお客様に先に上っていただき案内者は後ろを、下る時は反対に案内者が先に下りお客様の前を歩きます。これによりお客様を見下ろす形にならず敬意を払えるうえ、万一お客様が足を踏み外した際にも支えられる位置取りになります。

他の選択肢が不適切な理由

常に斜め前を先導する歩き方や同じ段に並ぶ歩き方は、上る場面でお客様を見下ろす形になり失礼にあたります。階段を使わずに抱えて移動させるのも現実的ではありません。

※記述問題での出題注意:「階段での案内位置」は、上りと下りで案内者の位置が入れ替わり、常にお客様より低い位置を保つという原則を記述できるようにしてください。
問105-8

上司が取引先の社長宛てに「陣中見舞い」を贈るよう指示した。どのような時に贈るか。

  • 選挙事務所や、イベントの準備中など、多忙を極めている現場を労う時
  • 病気やケガで入院している相手の、早期回復を祈って病院を訪問する時
  • 火災や地震などの自然災害に遭った相手に対し、生活物資を支援する時
  • 新しい社屋が完成し、そのお祝いとして観葉植物などを贈る時
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正解 選挙事務所や、イベントの準備中など、多忙を極めている現場を労う時
解説

「陣中見舞い」は、選挙、舞台の公演、展示会、大規模プロジェクトの佳境など、相手が「戦闘状態(非常に忙しい状態)」にある時に、激励や労いの意味を込めて差し入れるものです。すぐに食べられるお弁当や飲み物、お菓子などが喜ばれます。

他の選択肢が不適切な理由

病気は「お見舞い」、災害は「災害見舞い」、社屋完成は「落成祝い」となります。

※記述問題での出題注意:「陣中見舞いの目的」は、相手の多忙をねぎらうものであるという本質を理解して記述してください。
秘書検定2級の問題を続けて解く(全500問) マナー・接遇の一問一答

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